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詳細
| 通しNo. | 733 |
| ID | 231014 |
| 分類番号 | |
| 卒業年 | 昭和 20 |
| 卒業年 (西暦) | 1945 |
| 卒業年次 | 三中41 |
| 著者名 | 荻田秀郎(船場秀郎) |
| 著者よみがな | おぎたひでろう |
| 書名 | 笹舟 |
| 書名よみがな | ささぶね |
| 出版社 | 小学館スクウェア |
| 出版年 | 平成19 |
| 出版年 (西暦) | 2007 |
| 作品解説 | 極貧の中で育ち、数え年16で徳島の最西端の村から香川県の一の谷村へ女中奉公にあがった「ゆき」を主人公とする小説。盧溝橋事件に端を発した日中戦争が影を落とす中、5年間の時が、ゆきを、貧困から抜け出すことは難しいのではなくほとんど不可能に近いと思わせていく。「ゆきは、自分を水の流れのままに漂う小さな笹舟になぞらえていた」という最後の一文が心に残る。 |
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